セヴィリヤ・スケッチ Ⅲ

セヴィリヤで過ごす時間を、
ちょっと特別なものに。

窓の外の木々の新緑が眩しい季節になりました。

喫茶セヴィリヤでは、5月31日(水)に第3回目の「セヴィリヤ・スケッチ」を行いました。みなさまの装いが明るく軽やかになっていることにもご注目ください。

陳内太一 様、晴太くん

実は明日、会社を立ち上げる予定です。福岡県小郡市と宮崎県高千穂町の2つの拠点で、家具の設計を行いつつ米を作る兼業農家を目指しています。小さい頃のおやつの記憶といえば、常に実家の米で作ったおいしい「おにぎり」。あれに負けない米を作りたいなぁ。(陳内太一 様)

ラップにハマってる。サングラスかけて「YoYo」ってやるのが楽しい。(晴太くん)


榎 一州 様、榎 怜奈 様

来月子どもが生まれるので、子育てを長崎でしたいと東京から引っ越して来ました。今のところずいぶん暴れん坊で、特に妻が五島うどんを食べたあとは100%の確率で動いていて、すでに長崎県民の素質がありそうです。(榎 一州 様)

出産まで長崎を楽しもうと、毎日街を散歩しまくっています。長崎は、なんでもない路地裏が魅力的です。まっすぐの道が少なくて、迷いながら歩いていると、ネコがいたり、喫茶店が見つかったり。おいしいものセンサーを発動させて、飲食店を探すのも得意です。(榎 怜奈 様)


きりのまゆみ 様

レモンが大好きなので、今日レモンケーキを食べられて幸せです。レモンはふだんから砂糖漬けにしたり、冷凍しておいてドレッシングに使ったりしています。食べ物の中で一番果物が好きなんです。長崎は、甘夏やざぼん、いちごや枇杷など果物が豊富でおいしいですよね。


よしみ 様

小さい頃、誕生日のタイミングに母がホールケーキを作ってくれました。クリームを塗る手伝いをする合間に、台のスポンジをつまみ食いするのが楽しくておいしくて。母からは「できあがって切ってあげると食べないのよね」と言われていました。


ACO 様

関東から長崎に越してきて驚いたのは、街路樹に枇杷がなっていること。最近、日本で現存する最古の鉄筋コンクリートの団地と言われている旧魚の町団地で、枇杷の実をもぐイベントに参加しました。その場でもたくさんいただき、さらにコンポートにして自宅でも楽しんでいます。


いくこ 様

ここの近くでダンスを習っているのですが、終わってフラフラの時に無性に食べたくなるのがカステラで、なかでも大好きなのが松翁軒のチョコラーテ。疲れた時に、気持ちにもからだにも栄養満点!という感じで、元気になれます。


山口喜三(松翁軒代表)

今回も多くのお客様にセヴィリヤ・スケッチにご参加いただき、うれしく思います。ここ喫茶セヴィリヤは、以前から文化的なイベントにもご利用いただいてきました。コロナ禍も少しずつ落ち着きを見せてきました。再び様々な文化が行き交う場所として、おいでいただく機会を増やしたいと思います。みなさまのお越しをお待ちしています。

あなたは自分の「絵」を
描いてもらったことがありますか?
ゆったりと時間が流れる「喫茶セヴィリヤ」にて、
イラストレーターの泗水さんが
ご希望の方をスケッチします。

ちょこっとセヴィリヤ

はじめまして。今年の3月からこちらで働いている濱本駿介と申します。お客さんとしてセヴィリヤへ来た時に受けた接客が印象的で、「ここで働きたい」と入社しました。その印象は間違っておらず、すばらしいチームワークの元、楽しく働いています。

セヴィリヤの魅力の一つは、まるでタイムスリップしたかのようなレトロな雰囲気です。年配の方はもちろん若いお客様が来てくださる大きな理由だと思います。電車通りを眺めながら、カステラをおともに(私が個人的に好きなメニューはチョコラーテです)、ゆっくりとお過ごしください。

暑い日も増えてきました。クールダウンにミルクセーキはいかがですか?

喫茶セヴィリヤのミルクセーキはクラッシュした氷が入ったシャクシャクとした食感が楽しめる「食べる」ミルクセーキ。ぜひスプーンでお召し上がりください。

泗水 綾子 Shisui Ayako

イラストレーター。1979年 岡山県生まれ、福岡市在住。
スケッチが好きでカフェや公園で描いています。
その場で描くことで、その時の空気や気持ちも絵になります。
絵を見返すと、服装、食べたもの、座っていた椅子、
その日の天気まで思い出せる、そんなスケッチを楽しんでもらえると嬉しいです。

セヴィリヤ・スケッチⅢ

発行日:2023年7月18日(鷹乃学習)
編集 浅野佳子(nico edit)
スケッチ 泗水 綾子
デザイン 川路あずさ
発行人 山口喜三
発行所 株式会社松翁軒

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