セヴィリヤ・スケッチ Ⅶ

セヴィリヤで過ごす時間を、
ちょっと特別なものに。

過酷な夏が過ぎ、この日はさすがに
秋模様の中での開催…と予想していましたが、
10月21日(月)は気温30度に届こうかという
暑い日となりました。

召し上がるお菓子も、
秋らしい「渋皮栗寄せの抹茶カステラ」と
夏の名残を残す「ミルクセーキ」のどちらも人気でした。

KATSURA様

北海道うまれです。カステラを長崎みやげでいただいて、ザラメがジャリジャリして驚いたのを覚えています。いまではすっかり長崎暮らしが長くなりました。喫茶セヴィリヤはお店でカステラを食べられる珍しいお店なので、時々うかがっています。


山口尚子(しょうこ)様、山口朝子様(あさこ)様、堀田チエ子様

母が元気なうちに、行けるところ、おもしろいところに一緒に出かけたいと、セヴィリヤ・スケッチにうかがいました。つくづく体が丈夫なだけでなく、周りに気持ちを分かち合う人がいることが、元気のもとだなと感じます。(左:尚子様)

花が大好きで、先日も諫早の白木峰高原にコスモスを見に行きました。コスモスより人が多いくらい賑わっていました。これからは雲仙のモミジも楽しみ。季節の折々でいろいろなところに出かけられるのが楽しみです。(中:朝子様)

おばちゃん(朝子様)とは家がお隣同士で、花仲間です。花の名所に出かけたり、育て方のコツを教え合ったり。年齢が離れていても、趣味で仲良くできるっていいですよね。今日もご一緒できてうれしい。(右:チエ子様)


ウルフ様

いろんな仕事をしてきました。看護師やエステティシャンは、人と接するのが楽しい仕事ですが、それがストレスになってしまうことも。その時はホテルのベッドメイキングなどの、一人黙々とできる仕事を。長く仕事を続けるコツかもしれません。


しーちゃん様

行けるうちに行きたいところに行こう!と決めて、長崎への一人旅は4月に続いて2度目。今日は既に1万4000歩も歩いて、楽しくクタクタです。長崎はいろんな文化が集まっているのがステキですよね。今年は京都、大阪、広島の旅が決まっています。


ACO様、まりちゃん

10月の長崎といえば、おくんち。わたしもすっかり夢中で、「よいやー」「もってこーい」という掛け声に血がたぎります。この前行われた長崎スタジアムシティの福山雅治さんのフリーライブでも、アンコールで「もってこーい」という声が掛かったそうです。(ACO様)

このまえできた長崎スタジアムシティの日本一ながいテープカットに行ったよ。(まりちゃん)


しゅう様、あい様

埼玉から、新婚旅行で初めての九州に来ています。これからずっと行ってみたかったハウステンボスに向かいます。その後は福岡へ行く予定。中洲の近くに泊まるので、屋台でおいしいものを食べるのが楽しみですね。(左:しゅう様)

一緒に暮らし始めて、大きな価値観の違いもなく、すんなり一緒にいることができています。あ、彼のオフロの温度がぬるいなとは思っています。彼は彼で、私のオフロが長いなと思っていたみたいです。(右:あい様)


とうま様、ジン様、EDDY様

3人はバイク友達です。空気の匂いを感じながら走れるのが、バイクの魅力です。目的地に着くのももちろん楽しいのですが、移動そのものに価値があります。車よりも一緒に旅をしている感覚が強いのかも。(左:とうま様)

明日は3人で別府に行くつもり。立命館アジア太平洋大学の出身で、別府に思い入れがあるんです。大学のある高台から見る、山から海に向かって街が開けていて、ところどころに温泉の湯気が上がる様子は、ここだけにしかない景色です。(中:ジン様)

韓国から友人を訪ねてやってきました。韓国では眺めのよい場所にライダーズカフェがあって、ツーリングで訪れるのが定番です。もし韓国に来ることがあったら、海と山が一度に楽しめる江陵(カンヌン)に行ってみてください。(右:EDDY様)


にこ様、こま様

二人して東京の会社をやめて、愛媛県に移住して半年。松山はとても住み心地がいいところで、「もう東京で通勤はできない」と感じています。働こうと決めたらまた仕事はできると思うので、いまは人生の夏休み期間を存分に楽しんでいます。(右:にこ様)

ただいま九州一周中です。アウトドアが好きで、キャンプ場や車中泊を交えながら、ゆったり旅をしています。愛媛からフェリーで大分に入って、高千穂、宮崎、鹿児島、熊本、雲仙を経由して長崎へ。長崎が気に入って、一日延泊することに決めました。(左:こま様)


あなたは自分の「絵」を
描いてもらったことがありますか?
ゆったりと時間が流れる
「喫茶セヴィリヤ」にて、
イラストレーターの泗水さんが
ご希望の方をスケッチします。

ちょこっとセヴィリヤ

能治美(のうはるみ)と申します。松翁軒に入る前は、喫茶店が併設されている洋菓子店で働いていました。和洋の違いこそあれ、松翁軒と喫茶セヴィリヤと似た形態です。お客様とより深く接することができるこの仕事が好きなのかもしれません。喫茶セヴィリヤは歴史が長く、観光のお客様も大勢いらっしゃいます。お客様との会話から、長崎にいながらにして、知らない土地を身近に感じて親しみが湧きます。

泗水 綾子 Shisui Ayako

イラストレーター。1979年 岡山県生まれ、福岡市在住。
スケッチが好きでカフェや公園で描いています。
その場で描くことで、その時の空気や気持ちも絵になります。
絵を見返すと、服装、食べたもの、座っていた椅子、
その日の天気まで思い出せる、そんなスケッチを楽しんでもらえると嬉しいです。

セヴィリヤ・スケッチⅦ

発行日:2024年12月2日(橘始黄)
編集 浅野佳子(nico edit)
スケッチ 泗水 綾子
デザイン 川路あずさ
発行人 山口喜三
発行所 株式会社松翁軒

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